FPとして考えるなら? 賢い老後のライフプランと資産運用。

老後の生活への不安?

現役世代の約8割が心配しているという老後の生活への不安。

その中でも、とくに大きな要因となっているのが、年金への不安。

「公的な年金で、老後の生活に不足はないのだろうか?」


年金への不安と言えば、年金財政への緊迫感かもしれません。

日本が、高齢者社会になるにつれ、どんどん負担が大きくなる公的年金の財源。

また、人生100年なんて言葉も出てきたように、いつまで生きるかわからない長生きするリスク。

老後の不安を考えれば、どんどん不安の種が出てきます。


実は、不安の正体というのは、「どうすればいいのかわからない。」というコントロールできない感から生まれることが多いそうです。

そして、このコントロールできない感というのは、計画を立てることで、案外軽くなることがあるようです。

しかも、この計画というが、厳密にかつ正確に作ったものでなくたって、適当に数字を当てはめただけの物であっても、意外と不安感を取り除く効果があると言われています。

老後への不安感には、とりあえず適当に計画を立ててみるのが良いようです。


老後の生活プランでは、どんな計画を立てる?

老後の不安を煽って、投資信託などで積み立てすることを薦める。

よくある金融機関の常套手段です。

でも、不安感の中で、より不安定な投資信託などでの資産形成計画を立てるというもは、いかがなものだろうと、個人的には感じています。


投資信託の運用成績が落ちたら、老後の生活プランは終わり?

投資信託は、本当にシミュレーションの通りの増え方をするの?

もし、失敗したら、一体だれかが補償してくれるの?


不安感への対処なら、より確実な路線で考えていた方が、いいと思う。

正直、投資信託よりも公的年金の方が信頼できる。

公的年金や投資信託よりも、預貯金などの元本保証のものの方が信頼できる。

そもそも、投資では、『最大の失敗をした場合』をプランに組み込んで行うべきだと思う。

投資によって明るい未来が確実だという人は、投資する基本がなってないと思っている。

リスク管理がなっていない。


老後生活プランニングの王道。

最近の老後生活プランニングの王道は、『公的年金の繰下げ受給』と『できるだけ働く』の2本立てです。


『公的年金の繰下げ受給』とは、年金の受取開始時期を遅らせることで、公的年金の年間受取額が増えていく制度を利用することです。

これによって、毎月の生活費以上の年金受給額になるまで年金額が増えれば、老後のお金の心配事項の一番大きなところが解決します。


そして、公的年金の受給を遅らせている期間のお金は、『できるだけ働く』ことと、それまでの貯えで賄うと考えます。

今では、定年以降も働ける再雇用というのが一般的になってきました。

さらに、可能ならば、65歳以降であっても仕事ができるような能力をつけ、環境を作ることが、一番の老後生活プランニングになるのかもしれません。


生涯現役。

そこまで働きたくないという人もいるかもしれませんが、働くという事が元気の活力になることがある気がします。

有償、無償に関係なく、「働いている高齢者は、若いなぁ」と感じることがあります。

案外、平日の何日か程度のそこそこに働くぐらいなら、高齢になっても嫌じゃないという話も聞きます。

むしろ、社会に出ていることで、健康や若さにつながっているんじゃないかと考えている人も多い。

案外、早く仕事を辞めてしまうと、体が動くうちはまだ働きたいと思う人もいる気がする。


最高の老後ライフプランは、運用することよりも、一生涯働ける環境を見つけ、そのための能力を身につけることにあるのかもしれません。

資産運用は、さらに人生を楽しむために取り組むものとしてプランに組み込むのがいいのではないでしょうか?

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