馬鹿の一つ覚えのように『インデックスファンド』。本当にそれでいいと思いますか?

『流行りは廃れる』これ常識。

最近、今まで投資をしたことのない人でさえ、「投資を始めるならインデックスファンドがいい」と言う人が増えている。

FPなど投資やお金の話をする専門家でも、馬鹿の一つ覚えのように「インデックスファンドに投資をしよう」とおすすめしている。

なんでもかんでもインデックス。これって、なんかおかしくないだろうか?


金融の世界では、「流行りは、いつか廃れる」ということを何度も繰り返してきた。

なぜそうなるのか。

金融の世界で「流行る」ということは、それを買う人が増えるという事。

ひとつのものをみんなで買い始めるという事は、それが割高になることを意味します。

そしていつか、割高になったものは、崩れることになる。

「歪んだものはいつか是正される。」

天才投資家ジョージソロスの再帰性の話を思い出します。


平均回帰という言葉もある。

行ったり来たりをしながらも、結局は平均に戻っていく力が自然界には存在しているという事です。


インデックスファンドには流行りを超える力があるのだろうか?

金融の世界には、流行りはいつか廃れることになるという自然の力が働いている。

インデックスファンドも最終的には似たような結果になるのだろうか?

要はインデックスファンドがただの流行りで終わらなければいいわけです。


インデックスファンドの理屈の裏には、「効率的市場仮説」がある。

金融市場は、非常に効率的であり、すべての情報が瞬時に価格に反映されているため、一人の人間が市場を出し抜くようなことは不可能だと言われています。

または、サルがダーツをなげて当てた銘柄を買うのと、ファンドマネージャーが厳選して銘柄を買うのとで、パフォーマンスに違いはないという話もある。


市場が「効率的市場仮説」の言うように「効率的」なのであれば、銘柄選択などすることなく、市場全体をまんべんなく買ってしまった方がいい。

つまり、インデックスファンドを買って、平均的なパフォーマンスを目指せばいいというわけです。

たしかにその通りだと思える節は多々あります。


しかし、みんながみんなインデックスファンドばかり買ってしまったら、市場はどうなるのだろうか?

実は、市場が効率的であるためには、人より儲けよう、市場を出し抜こうと考える人の存在が必要になってきます。

良いもの悪いもの、安いもの高いもの、そういうものを目利きしながら売買する人がいるから、市場が適正な価格を提示できるようになっているわけです。

そこで矛盾が発生する。

インデックスファンドを買う人というのは、『目利きして売買している人の尻馬に乗っているだけ』ということを忘れてはいけない。

その人の乗っている馬が、もし同じインデックスファンドだったとしたら、効率的市場仮説は元も子もなくなってしまうわけです。

やはり、『流行りは廃れる運命』なのかもしれないと、最近強く感じるようになってきた。


最近の株式市場

ここ10年ぐらいインデックスファンドは、とても人気を集め、10年前の20%程度の割合から、今では3分の一強がインデックスファンドなどのパッシブ運用になってきていると言われています。

また、最近の株式市場の実感として、割高な銘柄と割安な銘柄の2極化が進んでいるとも感じています。

そして、市場に2極化が進んでしまっている背景には、銘柄を選別しないインデックスファンドばかりが買われていることも一つの要因となっているのではないかと思っています。


インデックスファンドを買うと、市場をそのまま買うことになるので、割高なって時価総額が大きくなっている銘柄は、たくさん買い、割安で時価総額が小さいものは少しだけ買うことになります。

それがインデックスファンドです。

はっきり言えば、もし市場全体に歪みが存在していると思っていたとしたら、インデックスファンドを買うことは、その歪みをそのまま買うことになるわけです。

「インデックスファンドがおすすめ」だというのなら、今の市場は健全なのかという事を考えなければいけないはずです。


結局のところ、堅実な投資を行うためには、流行りを追いかける「馬鹿の一つ覚え」ではダメなのではないかと思うのです。

『自分の頭で考える』。これが大切なのではないかと思うのです。

市場を健全なものにし、「効率的市場仮説」が効果を発揮し、インデックスファンドが有効になるためには、「自分の頭で考えられる人」が絶対に必要なのです。

だからこそ、投資をするなら『勉強してはじめてほしい』。

自分の頭で考え、流行を追うばかりではなく自分でどうしたらいいのかを判断し、投資ができるようになってほしいと思っています。

そのために、私たちはFPとして、『マネースクール』を開催し投資の原理原則を学ぶ機会を作っているわけです。

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