投資や資産運用を始めるなら、勉強することが何よりも大切なのは、何故なのか?

「初心者でもできる。」

「素人でもプロレベルの運用ができる。」

「知識、経験は不要です。」

金融の世界にあるこれらの言葉は、はっきり言ってまやかしです。

本当の無知で、さらに学ぶ意思もない人が、資産運用で上手くいっているなんて話、ほとんど聞いたことがありません。

資産運用や投資の世界に、無知で挑めば負け確定⁉

資産運用や投資、保険など、金融の世界にあるビジネスの仕組みは、人のお金を搾取することからきています。

さまざまな方法で、不安にさせたり、誘惑したり、そしてできるだけ問題点を隠し、お得に見せて手数料を取る。

世の中の金融ビジネスとは、そんなものです。


例えば、投資や資産運用では投資に係る運用コストを削減するだけで、単純にその削減したコスト分リターンがアップします。

金融機関や投資信託を売っている人たちに支払っている手数料は、実は私たちに少しのプラスの収益も生み出していません。(むしろ損させられています。)


それなのに、金融機関や投資信託を販売するというビジネスは、顧客からどれだけの手数料を受け取るかということにあるために、あれこれ理由をつけて、もっともらしい説明をし、いかにもお得に見せることで、お金を奪っていきます。

知識のないものから、いかに手数料というコストを負担してもらうか、これが金融ビジネスの本質となっているわけです。


これは、投資や資産運用の世界だけの話ではありません。

保険やアドバイザー、仲介業者、みんなに言えることです。


金融という世界に、無知で挑んで、勝てるわけがない。

「投資家のヨットはどこにある?」

金融街のビジネスマンの立派なヨットがたくさん並んでいて、いかにも儲かっていそうな世界ではあるけれど、案外その顧客となっている投資家たちが所有している、ヨットがないのはなんで?と皮肉ったタイトルです。

この本は、著名投資家のウォーレン・バフェットのお薦めリストにも入っているともいわれています。


ファイナンシャルリテラシーという言葉を聞くようになってから、久しいですが、実際に金融の勉強をしている人は、ほんの一握りしかいないように感じています、なによりも学ぶ環境があまりない。

「学校などでお金の勉強をしないで、社会人になってしまう。これって、おかしいのではないでしょうか?」

私のところに相談に来る人のほとんどが、そのように言ってきます。


日本の教育は、正しい一つの答えが用意されていて、それに答えられることが正解となっていることが多いです。

しかし、お金や投資、ファイナンスといった分野では、正しい一つの答えというものがありません。

答えとなるのは、「自分にとって最適な組み合わせは何なのか?」しかありません。

状況に合わせて試行錯誤しながら、メリットとデメリット、善と悪をどう組み合わせたらいいのか、そのバランスを探すことが、お金の知恵です。

これは、日本の教育を受けたものにとって、最も苦手なところとも言えます。


だから、投資や資産運用の相談に来る人は、みんな『正しい一つの答え』を求めてきます。

「投資する銘柄は?」「この投資信託はどうですか?」といった、仮定や考え方といった前提をすっ飛ばして結論だけを求めてきます。


このような考え方では、様々な経験、知識を持った人たちにかなうわけがありません。

良い一面を見せて、悪い面を隠す、若しくは問題をすり替える。

知識や情報を持つ人にとっては、知識のない人にこういう話の仕方をするのは、朝飯前です。


大切なのは、答えでも、情報でもありません。

投資やお金、ファイナンスへの考え方です。

知識ではありません、知恵です。

だから、勉強することが大切なのです。

知識や情報を精査し、使い分け、自分流に処理するスキルを身につける事。


投資や資産運用の世界の自己責任とは、「損失を負うは、結局自分だ」という責任ではなく、『自分で考えること、自分の身につけた正しい知識で判断する』ということにあるのだと思います。

投資や資産運用で負うべき責任とは、『自ら学び、勉強する』ことなのではないでしょうか?


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