ライフプランの原理原則。 単純に考えれば、今やるべきことが見えてくる⁉

FPにお金の相談をすると、人生のイベントを記載したライフプラン表と、それに合わせて出てくるお金のグラフであるキャッシュフロー表を作ってくれたりします。

そのライフプラン表とキャッシュフロー表をつかって、保険の見直しや資産運用計画などを立ててくれるわけですが、本当に大切な事は、それとは違うのかもしれません?

理想のライフプランってどんな感じ?

自ら資産運用を行う投資家であり、またファイナンシャルプランナーでもある立場から考えると、理想のライフプランというのは、細かな数字を並べずとも、案外とても単純な答えに行きつくように思います。


例えば、

①社会人になって、結婚もまだ、子供もいない、お金がためやすい時期は、できるだけ貯蓄と投資を行う。

②結婚、そして子供の誕生後は、生活に支障のない、できる範囲で貯蓄を行い、当然投資も継続。

③時の経過とともに、徐々に投資から生まれる収入が増えてくる。

④次第に、仕事の収入に頼らなくても、投資から得られる収入で、日々の生活が十分満たされるようになる。

⑤仕事の収入を主とする必要がなくなったので、今の仕事を引退し、以前からやりたかったボランティア活動や、個人で新しい事業を始めたりしようと思うようになる。

⑥結果、お金の不安を抱えることなく、自由に時間を使って、好きなことをして生きていく。

といった感じになります。


このライフプランのポイントがどこにあるのかというと、人生のステージとともに『収入の質』が変わってくるところにあります。


つまり、

①現役の若いうちは、『労働』でお金を稼ぎ。

②労働で稼いだお金を投資にも使い、時の経過とともに、『投資』の収入(不労所得)が増えてくるようになる。

③最終的には、労働収入に頼らなくても、『投資』の収入(不労所得)だけで生活できるようになる。

年齢を重ねるにつれ、労働から投資に収入の中心が変わってくるというわけです。


こんなライフプラン、「今の世の中では、ちょっとうらやましいな」と思うような話かもしれません。

でも以前は、決して不可能な話ではありませんでした。

むしろ、誰にでもできる、当たり前のものでもありました。

どういうことかというと、『公的年金』が充実していたからです。


①現役の間は、しっかり働いて年金保険料や社会保険料を支払う。

②現役引退後は、生活するのに十分な年金という不労所得がもらえるようになる。


公的年金を一つの投資とみなせば、まさしく『労働』から『投資』に主な収入の質が変わっているといえます。

言い方を変えると、将来不労所得を稼ぐための投資を、個人やらなくても国が変わってやってくれていたわけです。


そうかんがえると、実は今も昔もライフプランの根本は変わらない。


働けるうちは、働いて稼ぎ。

働いて稼いだお金の一部を投資に回し、将来不労所得を得るための準備をする。

そして、いつか働かなくてもいいぐらいの、不労所得が得られるようにする。


ということです。

実際、この流れさえ意識して行動していれば、ライフプラン表やキャッシュフロー表なんて必要ないのかもしれません。


ライフプラン表やキャッシュフロー表は、いらない?

そもそも、人生なんて思った通りには行かないものです。

今ある人生計画(ライフプラン)だって、数年もしたら全然違うものになっているかもしれません。


子どもが公立の学校に通う計画を立てていたけれど、その子が人生をかけてやりたいことが出てきたりして、もっとお金のかかる私立の学校や、大学に進むこともあるかもしれません。


将来見込んでいた収入が、思ったよりも増えないかもしれません。

逆に、思っていた以上に収入が増えていることもあるかもしれない。


そんなこと、誰にも分りません。

私たちが生きている世界は、私たちが思っている以上に、『偶然』というものに左右されています。


中には、事細かに数字を引っ張り出して計算し、また、いろんな小さな人生プランを決めながら、とことん正確なライフプラン表やキャッシュフロー表を作ろうとするファイナンシャルプランナーもいることでしょう。


でも、もっと『偶然』というものを意識してもいいのではないでしょうか?

もっと大まかに捉え、ざっくりとした考えでライフプラン表やキャッシュフロー表を作ってみてもいいのではないでしょうか?


投資や資産運用の例でいえば、決して想定通りにことが進むなんてことは、まずありえません。

私たちが普段意識してない『偶然』というものを、否が応でも思い知らされます。


人生が、投資とはちがって『偶然』がないものとは思えません。


『偶然』を相手にするにあたって、最も大切なことは、明確な『計画性』よりも、世の中の変化に柔軟に対応できる『適応力』です。


生物の進化と一緒です。『強いものよりも、変化に対応できるものが生き残る』


だからこそ、ライフプランの根底にあるものは何か。

それを捉え、後はその根底にあるものから外れないように、世の中の変化に柔軟に対応できるプランを考えておく。


つまりは、ライフプランが予定を外れた時に、どうするかまで計画に入れられるようになライフプランが本当に考えるべきライフプランなのではないでしょうか?



《あせっとびるだーず》のFPサービスは、決められたライフプランを作るのではなく、変化に対応できるための知恵を学ぶ、学びのFPサービスを行っています。

0コメント

  • 1000 / 1000